また、疲れてきました。もう一度最初から始めていきましょう。 | |||||||||||||||||
・途中経過の貸借対照表、収支計算書及び損益計算書は、次の通りです 作業受託収入が、100円あります。 |
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1 固定資産の売却、処分、廃棄に関する処理 | |||||||||||||||||
・A農業機械(帳簿価額20円)を10円で売却(現金収入)しました。 借方 貸方 現金預金 10 農業機械 20 機械処分損 10 |
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・B農業機械(帳簿価額20円)を30円で売却(現金収入)しました。 借方 貸方 現金預金 30 農業機械 20 機械処分益 10 |
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・C農業機械(帳簿価額20円)を廃棄しました。 借方 貸方 機械廃棄損 20 農業機械 20 |
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2 固定資産の購入に関する処理 | |||||||||||||||||
・F農業機械を購入し、100円支払いました。 借方 貸方 農業機械 100 現金預金 100 |
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3 固定資産の下取り、購入に関する処理 |
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@の取引 ・D農業機械(帳簿価額20円)を下取り(下取り価額10円)、G農業機械を購入し(購入価額100円)負い金90円を支払いました。 借方 貸方 農業機械 100 現金 90 機械処分損 10 農業機械 20 |
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Aの取引 ・E農業機械(帳簿価額20円)を下取り(下取り価額30円)、H農業機械を購入し(購入価額100円)負い金70円を支払いました。 借方 貸方 農業機械 100 現金 70 農業機械 20 機械処分益 10 |
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上記3の取引は、このソフトでは次のように処理しました。(仕訳の違いに注目) |
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@の取引 ・D農業機械(帳簿価額20円)を下取り(下取り価額10円)、G農業機械を購入し(購入価額100円)負い金90円を支払いました。 借方 貸方 現金 10 農業機械 20 機械処分損 10 農業機械 100 現金 100 |
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Aの取引 ・E農業機械(帳簿価額20円)を下取り(下取り価額30円)、H農業機械を購入し(購入価額100円)負い金70円を支払いました。 借方 貸方 現金 30 農業機械 20 機械処分益 10 農業機械 100 現金 100 |
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4 固定資産の費用化(減価償却処理)に関する処理 | |||||||||||||||||
・F農業機械、G農業機械、H農業機械の減価償却費を下記の通り計上しました。 減価償却費 30円 (F農業機械減価償却費 10円) (G農業機械減価償却費 10円) (H農業機械減価償却費 10円) 借方 貸方 減価償却費 30 農業機械 30 |
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・期首期末の各種資材(例:肥料、農薬)
・期首期末の仕掛品(例:麦等年度をまたがる作物)
・期首期末の生産品(例:米、麦
またまた疲れてきました。再度始めからやりましょう。 | |||||||||||||||||
・途中経過の貸借対照表、損益計算書及び収支計算書は次のとおりです。 この経理の流れでは、麦作(年度をまたがる作物)経営を事例にして、資材の在庫(期首・期末)、栽培中の麦(仕掛品)の評価額(期首・期末)、生産品の在庫(期首・期末)が各種財務諸表に与える影響を表現します。 |
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1 一般資材の在庫処理 | |||||||||||||||||
・肥料等資材の期首期末棚卸高(在庫)は下記の通りです。 期首棚卸高 10円 期末棚卸高 20円 借方 貸方 費用又は生産原価10 肥料等(期首) 10 肥料等(期末)20 費用又は生産原価 20 |
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2 仕掛品の在庫処理 |
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・仕掛品の期首期末棚卸高(在庫)は次の通りです。 期首棚卸高 20 期末棚卸高 10 借方 貸方 費用又は生産原価20 仕掛品(期首)20 仕掛品(期末) 10 費用又は生産原価10 |
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3 生産品の在庫処理 | |||||||||||||||||
・生産品の期首期末棚卸高(在庫)は次の通りです。 期首棚卸高 30 期末棚卸高 20 借方 貸方 費用(売上原価)30 生産品(期首)30 生産品(期末) 20 費用(売上原価) 20 |
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今度は、元気が出てきました。 また、新たな気持ちで始めましょう。 |
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・途中経過の貸借対照表、損益計算書及び収支計算書は次のとおりです。 当期、農作物を栽培販売し200円の収益収入を得、100円の費用支出をしました。 その結果、当期利益は100円となりました。 |
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1 前期、予定法人税等税額を算出し(未払い法人税等)、当期に支払う事例 | |||||||||||||||||
・法人税等を計算した結果、翌記支払予定額は(未払法人税等)は、20円となりました。 借方 貸方 法人税等 20 未払法人税等 20 |
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・翌期になり、前期未払法人税等(20円) を支払いました。 借方 貸方 未払法人税等 20 現金預金 20 |
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となれば、簡単なのですが、実際はこんなにうまくいきません。 実際は、予定法人税額(未払法人税等)が実際の法人税等支出額よりも少なかったり多かったりします。 また、前年度支出法人税額が多すぎたため、還付されたり、その他付帯税を支払ったりといろいろなケースがあります。 |
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前記事例で、本年度法人税支出額(30円)が、前年度計上未払法人税等(20円)よりも大きいとき。 借方 貸方 未払法人税等 20 現金預金 30 過年度法人税等不足額 10 |
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前記事例で、本年度法人税支出額(10円)が、前年度計上未払法人税等(20円)よりも小さいとき。 借方 貸方 未払法人税等 20 現金預金 10 過年度法人税等超過額 10 |
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2 前期に税額計算した結果、法人税等還付予定額が算出され(未収法人税等)、当期に受け取る事例。 つまり、前年度法人税還付予定額が有る場合の処理についてです。 |
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当期、農作物を栽培販売し100円の収益収入を得、200円の農作物費用と法人税等中間納付額20円、計220円の支出をしました。 その結果、当期損失は80円となりました |
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・税額計算の結果、法人税等還付予定額(未収法人税等)が20円となりました。 借方 貸方 未収法人税等 20 法人税等 20 |
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・翌期になり、法人税等が20円還付されました。 借方 貸方 現金預金 20 未収法人税等 20 |
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・上記事例で、本年度還付額(収入30円)が前年度計上未収法人税等(20円)よりも大きいとき 借方 貸方 現金預金 30 未収法人税等 20 過年度法人税等還付超過額 10 |
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・上記事例で、本年度還付額(収入10円)が前年度計上未収法人税等(20円)よりも小さいとき 借方 貸方 現金預金 10 未収法人税等 20 過年度法人税等還付不足額 10 |
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